ねこ大量虐殺事件  ねこ殺しはここにもいる



「どうなってんだコレ?ついに殺人中継かよ・・・こんなのすぐ警察来て終わりだろ」

男は親と同居している。新卒で勤めた会社を3年ほどで辞めてフリーと言えば聞こえがいいが、所属を持たない稼業で食いつなぎ30歳をいくつか過ぎた。喪男なのは十分自覚している。顔じゃない、人間は中味だと思ってきたが、中味を吟味してもらうには外見からだと気づくのにそう時間はかからなかったタイプだ。

動物は好きだった。小さい頃犬を飼っていたこともあった。昔だからもちろん外に犬小屋を設置して番犬としての待遇だ。犬とは仲が良かったと記憶している。一緒に犬小屋で寝たこともある。
優しい中型犬だった。ノラ猫が犬のエサを食べても黙ってみているようなやつだった。犬はなんで死んだのか覚えていない。学校に行ってる時に死んだと記憶している。 それからは何も飼っていない。
 近所をうろついているノラ猫に興味を持った。かわいいと思ったのだが懐かない。自分の顔を見ては走って逃げていく。他の人には寄って行って身体を預けて甘えているのを見るにつけ無性に腹がたった。
何か月経っても状況は変わらない。懐かせようと意地になり、竹輪やチーズなどを持ち歩き、出会うと投げてやったりした。それでもネコは逃げた。

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 そんなことを続けたある日、ネコに竹輪をちぎって投げたら走り寄ってきて竹輪をくわえて走り去った。その瞬間、足が出てねこの後ろ姿に向かって蹴り上げていた。
運悪くねこの後ろ脚に蹴りが入り、よろけて倒れた。夢中になって蹴り続けた。
気づいたらねこは動かなくなっていた。 恐ろしくなり、草むらに蹴り込み死体が見つからないようにして逃げ出した。急ぎ足で家に向かってる時に尋常じゃなく興奮していることに気づいた。

殺してしまった恐怖と罪悪感、それが余計に背徳感となりあの時の興奮を際立たせる。
禁断の感覚。

ネットの中で仲間を見つけるのはそれからすぐだった。過去の事例も学んだ。例の「こげんた」事件。
あまりの快感と同志の煽りが病みつきになり、自分ももっと上回るすごいことをやってみたいと思い始めていた。
 ただ、実家暮らし故、証拠が残ることは避けたい。だがもっと殺してみたい。あの時のつま先の感触を想い出しながらひとりで悶えていた。

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